津軽海峡でおいしく育った知内のカキ

 海峡の早い海流で育った「知内カキ」。他に類を見ない海峡での外海養殖は十分に栄養を取り込んで、大きく身の締まったカキを育てます。

 カキが海のミルクと呼ばれるのには、カキに含まれる豊富な栄養素が理由に挙げられます。良質なタンパク質を多く含み、グリコーゲン、ビタミンA・B1・B2・C、カルシウム、亜鉛、鉄をはじめ、ストレス制御、ダイエット効果、成人病の予防などに効果がある、話題のタウリンも含まれています。栄養分が欠乏しがちな冬の食生活には最適な食品です。

カキの剥き方

専用ナイフの場合

1. 殻の先を欠くようにして、ナイフを入れます。左手の方向にナイフの先を向けると〈危険〉です。十分に注意をして下さい。
2. 貝の底をなぞりながらナイフを動かし、貝柱を切ります。(貝柱は矢印の辺りにあります。)
3. 貝柱が切れると貝が開きます。柱が完全に切れたのを確かめ、左手で上側の貝を引くと、2つになります。
4. 左手に身の付いた貝を持ち、ナイフでもう一方の柱を取ります。

専用ナイフがない場合

1. ペンチ等で先を割り、ナイフの入口を作る。
2 あとは、洋食ナイフ等を使い、”専用ナイフの場合2, 3, 4”と同じ要領で身を取り出す。

生カキ

殻をはずしたカキにレモンを絞ってお召し上がり下さい。口の中でカキの旨味さが広がります。

蒸しカキ

鍋に薄く水(又は酒)をはり、カキを並べてふたをする。沸騰させ約15分位でカキは蒸し上がります。貝を開いてそのままかポン酢、レモンなどをかけてお召し上がり下さい。

カキレシピ

カキ鍋

【材料】(2人前)

  • カキ…200g
  • 白菜…300g
  • 水菜…200g
  • 絹ごし豆腐…200g
  • 長ねぎ…1本
  • 水…800ml
  • 料理酒…100ml
  • 白だし…大さじ3
  • ポン酢…大さじ4

準備

牡蠣は 大さじ1の塩水を作り500mlよく洗い、水気を切っておきます。

作り方

  1. 長ねぎは1cm幅の斜め切りにします。白菜は芯を切り落とし5cm幅に切ります。
  2. 絹ごし豆腐は6等分に切ります。
  3. スープの材料を入れその後に食材を鍋に入れて蓋をして強火で熱します。
  4. 沸騰したら弱火にして、全体に火が通るまで5分程加熱し火から下ろします。

カキご飯

【材料】(4人前)

  • カキ…200g
  • 米…3合
  • だし汁(昆布・鰹)…500cc
  • セリ又はみつば…少々
  • 醤油
  • 煮きり酒

作り方

  1. 米をとぎだし汁を入れる。
  2. カキは塩水でよく洗い水洗いをし水気をふき取る。
  3. (1.)にカキ、醤油、酒、塩を入れ炊く。炊き上がったらセリかみつばを入れ混ぜ合わせる。

カキ雑炊

【材料】(4人前)

  • カキ…200g
  • ご飯…茶碗2杯
  • シイタケ薄切り…適量
  • セリ又はみつば…少々
  • 生姜しぼり汁…50cc
  • 卵…1個

作り方

  1. カキは塩水でよく洗い水洗いをし水気をふき取る。
  2. ご飯は水で洗いぬめりを取る。
  3. 土鍋に(A)、(1.)、(2.)、シイタケを入れ火にかけ、沸騰したら火を止めてといた卵を円を描くように入れ、軽く混ぜ合わせる。
  4. (3.)にセリかみつばを入れて出来上がり。

カキ天ぷら

【材料】(4人前)

  • カキ…適量
  • お好みの野菜…適量
  • (衣材料)
    • 小麦粉…200cc
    • 卵…1個
    • 冷水…180cc

作り方

  1. カキは塩水で汚れをとり水洗いし、水気をふきとる。カキに小麦粉を薄くつける。
  2. 衣の材料を混ぜ合わせる。
  3. 油を170度に熱し、(2.)に入れたカキを揚げる。

◎カキフライ◎

カキは塩水で洗い、塩、コショウと白ワインをふっておきます。小麦粉、卵、パン粉を付け油で揚げて出来上がりです。